メタナイトファンが『ロボボプラネット』で胸が熱くなる3つの理由
先日発売された『星のカービィ ロボボプラネット』をプレイしてました。
いやー。楽しかった。
「何で」って?メタナイトを存分に堪能出来るからですよ。
BGMも置いときますね。
《理由 その1》メタナイトが機械化する。
まず、悲しいお知らせです。
あのメタナイトですが、ストーリー冒頭で拉致されます。そんでもって改造されます。
ロボボプラネットのパッケージに「スージー」とかいうメスロボットがいるんですが、アイツが犯人です。
で、スージーによってメタナイトは「メタナイトボーグ」として半機械化されるんですけど、これはこれで悪くないんですよね。
ついでにいえば、先ほどの機械化に引き続き、もっと派手な改造が施されます。お色直しといいますか。
そんなわけでスージーさんありがとうございま……いやいやいや!メタナイトをあんな目に遭わせるなんて許さんぞオイ!
《理由 その2》メタナイトを操作できる。
今度は朗報です。
いちど全クリすると『メタナイトでゴー!リターンズ』としてあのタイムアタックで遊べるようになります。
スマブラforで廃止されたあのシャトルループも使い放題です。ウッヒョー!
そして意外や意外にも、今作ではメタナイトの部下であるメタナイツがやけにフィーチャーされてるんですよ。ザコキャラ扱いから一気に昇進。立派な戦隊ヒーローになりました。
あと、終盤のボス戦ではあの女王がクローン技術でよみがえったり、あのショッキングピンクの椎茸も異次元から転送されてきたりと。
それにしても、あの一つ目剣士の登場にはめちゃめちゃビックリしました。
《理由 その3》戦艦ハルバードも操作できる。
サクッとネタバレなんですが、ラスボス戦はメタナイトの保有する巨大戦艦・ハルバードを使った戦いになります。機体はピンクですけど。
ポケモンはORASの広告を大学の学食トレーに掲載したり、スマブラにクラウドが参戦したりと、自分は1988年生まれなので何となくわかるんですが、今の任天堂はおそらく1980年代生まれのユーザーをメインターゲットにしています。
なので、このハルバードによる戦いは『スターフォックス64』を意識しているのかもなと感じました。
スターフォックス64(1997年)の発売当時に小学生だった層へ“懐かしさ”で興奮してもらうわけです。
ハルバードのローリングで弾け飛ぶビーム。巨大な敵が放つぶっといレーザー。完璧です。
そんな『ロボボプラネット』。
スーパーデラックスの『銀河にねがいを』のスピンオフを思わせるようなストーリーや、過去作品で使われていたBGMがアレンジを加えられて生まれ変わっているなど、カービィファンにとっては「懐かしさ」のオンパレード。
脳汁が溢れ過ぎて、顔中ベタベタ間違い無し。フェイスペーパーの消費量も爆上がり間違い無し。
“懐かしさ”といえば、本作の目玉である「ロボボアーマー」だって、よく考えればロックマンXの「ライドアーマー」です。
一度乗っても、すぐぶっ壊れたりステージの都合ですぐ使えなくなったりしていたライドアーマー。
そういった、どこかで感じていたライドアーマーの物足りなさも『ロボボプラネット』でバッチリ補完可能です。
ストーリー本編クリア後のやり込み要素も盛り沢山ですし……あ、ひとつアドバイスなんですけど、「本当の」ラスボス戦では最後まで決して気を抜かないでください。