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三澤ブログ(アンリアル)

漫画・映画・ゲームにアニメ、都市伝説に陰謀論。現実世界で疎まれる「もうひとつの現実(=UNREAL)」から、世の中を見つめ直します。

ブルー・エイヴィアンズ

頭のおかしいことを言うが、もう地球は“人ではない何か”に侵略されているのではないだろうか。
 
仮にそうでなくとも、恣意的にそう思わせるような痕跡は巷に溢れかえっている。
 
至極平凡に生きていると 「知っていたから損をする」ことはほぼ無いが、「知らなかったから損をしてしまう」場面は多い。
 
 
 
 
『青い鳥』の話をご存知だろうか。
 
 
クリスマスイブの夜、兄のチルチルと妹のミチルの住む家に魔法使いの老婆が現れる。
 
そこで、魔法使いは「病気の孫のために“幸せの青い鳥”を見つけて来てほしい」とチルチルとミチルに依頼する。
 
2人は旅に出るものの、立ち寄った国々でようやく手に入れた青い鳥は黒くなってしまったり、謎の死を遂げたりして、魔法使いのもとへ持ち帰ることが出来ない。
 
どうしても青い鳥を持って帰ることが出来ない2人であったが、なんとその旅は2人がクリスマスイブの夜にベッドの中で見ていた夢での出来事だった。
 
しかし、ベッドから出て部屋の鳥かごを見ると、そこにはどこか見覚えのある、青い羽根をした一羽の鳥が……
 
 
「僕らの飼っていたハトが、幸せの青い鳥だったんだ!」
 
 
喜ぶチルチルとミチル。
 
「幸せというものは、気づいていないだけですぐそばにあるんだよ…」というクリスマスプレゼントを置いていった、粋な魔法使いの話である。
 
 
 
……しかし、もう自分は汚れた大人である。矛盾を感じたら何でも疑ってかかる。
「この“幸せの青い鳥”って、“ただ体の色が青いだけの鳥”ではないんじゃなかろうか?」と。
(『青い鳥』の結末には諸説あるが、むかし絵本で読んだ記憶を優先する。)
 
 
 
この広い宇宙には『ブルー・エイヴィアンズ』なる種族がいるという。
 
“Avian”とは「鳥類」を意味する言葉なので、ざっくり言えば「青い鳥人間」のことである。
 
体長は2m40cmを超え、3次元よりも上の次元に住み、テレパシーで会話をするという彼ら。
 
そんな彼らからテレパシーがビンビン伝わってきちゃうような方々のブログなどを読むと、どうやらブルー・エイヴィアンズは人間と友好的な種族のようだ。
 
ただし、スピリチュアルに寛容な人々は何でもかんでも自分に都合良く解釈してしまう傾向がある(これはブーメラン発言でもある)ので判断は難しい。
 
参考までに、“blue avians”と検索するとこのような画像が出てくる。
 
 
青い鳥人
 
Romanticが止まらない髪型である。
 
 
また、古代エジプトの神『トート』はトキの頭をした人間として描かれるが、要は「青い鳥人間」である。
 
知恵を司る神・トート。
『ジェフティ』とも呼ばれる。Z.O.Eである。
 
 
古代は現代とは違ってすぐ絵の具が手に入る時代ではなかっただろうし、トートの肌の色は資料によってまちまちだ。
しかし、そのどれもが必ずと言っていいほど頭部や首周りを「青」で塗られているがミソである。
 
 
まだ他にもある。
 
いちど命を落とした人間たちが現実世界で宇宙人との戦いを強いられる漫画『GANTZ』。
 
 
主人公たちはマイクロウェーブ銃を使って「田中星人」という敵を殺せという指示を受け、現実世界のどこかへワープさせられる話がある。
 
田中星人は地球の大気だと呼吸が出来ないので、ふだんは腹話術人形のようなパワードスーツを着てコンビニへお菓子を買いに行ったりするのだが、彼らを束ねるボスは呼吸用のチューブをくわえた「群青色の鳥人間」だった。
 
群青色の鳥人
 
 
そして戦いの中盤、田中星人たちは板橋区にある木造アパートをまるまる一棟借りて暮らしていたことが判明する。
 
まるで「宇宙人なんて、人間どものすぐそばにいるんだぜ……」とでも言わんばかりに。
 
 
主人公と対峙するボス。おかっぱ頭の人形が田中星人のパワードスーツ。
 

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パワードスーツのモデルは歌手の田中星児氏。
右肩に乗せているのは田中星人の雛そのものである。
 
 
 
 
……そうそう。
 
「地球の大気では呼吸が出来ない」といえば、中国はあいかわらず大気中にPM2.5(亜硫酸ガス)を撒き散らしている。あれは何なのだろう。
 
あの国には、“地球の酸素では生きられない”存在でもいるのだろうか。
 
 
 
極めつけが『Twitter』である。
 
2006年、メロンソーダ味のグミに似たロゴから始まったWEBサービスは、今や青い鳥を引っさげて世界中に君臨している。
 
3億2000万人によるつぶやきの威力は、メディアの王者であるテレビを舎弟にした。
 
海外で災害があれば、国籍や言語の壁を超えて人々が団結する。
 
言いたいことがあっても外で言えない人間は、偽名と偽りの証明写真を使ってコソコソ陰口を叩く。
 
芸能人だろうと匿名の一般人だろうと、誰もが青い鳥に群がるチルチルやミチルとなった。
 
 
 
事例をいくつか並べてみたが、そもそもあの童話に出てきた魔法使いの老婆は、どうして青い鳥が孫の病気を治せると思ったのだろうか。
 
鳥の死骸を乾燥させて粉薬でも作ろうとしたのか。
 
珍しい鳥を売ってお金に換えようとしたのか。
 
 
 
………いやいやいや。
 
 
「本物の青い鳥」が高度な医療技術を持っていると知っていたからではないだろうか。
 
 
高度な再生医学。バイオ・プリンティング。患者には投与せず医者だけが口にすることの出来る秘薬………
 
ブルー・エイヴィアンズの鳥人間が3次元の世界にはいないから、チルチルたちは地球よりも高度な医療技術を求めて、わざわざ「夢の中」という異次元までパシらされるハメになったわけである。
 
どうせ子供向けの童話だ。
当たり障りのない絵や文章にしてしまえば、どんなに過激な元ネタでも、読者にとっては所詮フィクションである。
 
黄金に光輝く竹のシーンばかりに注目してしまうが、役目を終えたので月へと帰ってしまうかぐや姫はどう見ても月から来た地球外生命体である。
 
頭のおかしいことを言っているが、やはり地球は“人ではない何か”に侵略されているのではないだろうか………
 
 
 
 
夢の中の国で「火星人=絵に描いたタコに違いない」と言い張っていれば、「青く見える鳥」は簡単に手に入る。
 
周りのみんなも同じようなを捕まえているから、その体験をお互いにシェアできる一体感がとても心地良いのである。
 
 
「宇宙人なんて絶対いない!!」
 
 
みんな即リツイートである。ふぁぼである。
 
だから、クリスマスの朝に眠りから覚めようとする者は決して許されない。
昔からそうだったし、今後もそのままで良いと思う。
 
 
オールナイトニッポン派の人がいればJUNK派の人もいる。
自分はサンドリのゲスナーだし、人それぞれ周波数が別々なのは仕方がない。
 
 ただしNASA東京大学のエリートは、そろそろ夢から覚めて「本物の青い羽根」を手に入れようとしている。
 
GANTZ』の作者はもうおそらく手に入れている。『いぬやしき』もオススメである。