三澤ブログ(アンリアル)

漫画・映画・ゲームにアニメ、都市伝説に陰謀論。現実世界で疎まれる「もうひとつの現実(=UNREAL)」から、世の中を見つめ直します。

複雑な数式を解くアプリがもたらす、機械と人間の行く末。

電卓で解けないような複雑な数式も、スマホをかざせば一瞬で解けてしまう『PhotoMath』というアプリを紹介した記事。
まぁ便利なことには変わりはないです。ただ、「一線超えてるな…」という印象はあります。
 
最近興味があって色々調べている「人工知能」ですが、人工知能の今後としては「とりあえず人間に埋め込んでみる」という噂を耳にしました。
 
人体への拒絶反応が大きな課題になってるそうですが、人間の体に人工知能を埋め込むことでその人のすべてを乗っ取り、人間よりも高度な生命体を作る……
 
かつてヒトラーの予言した“2039年”に向けて『超人(ユーベルメンシュ)』の段階にいよいよ突入か?という感じなんですがどうなんでしょ。
 
網膜に埋め込むことで暗闇でも目が見えるチップ、脳(海馬)に埋め込むことで見たもの聞いたものすべて記憶可能になるチップ、腕や下半身に入れれば遠隔操作で妊娠or避妊をコントロールできるチップなど、アメリカでは「技術の進歩を有効利用」というフレコミで体に異物を埋め込むことへの抵抗感を無くそうとしてますけど。
 
 
PhotoMathの話に戻りますが、こういう類のアプリがやらかそうとしているのはまず「学校教育の否定」だと思います。
 
文系の身からすると高度な数学ないしコンピュータ技術を使いこなす理系の人たちはスゲエなと感じるんですが、そういう「人間が解ける程度の数学や算数なんて、機械にとっちゃ朝飯前なんだよ」という否定がこれから始まりそうな気がするわけです。
 
そしてもっと背筋が寒くなるのが、小→中→高→大と学校教育ですべてを形づくられてきた現代人としては、学校教育やそれに費やしてきた時間を否定されると、それがイコール「人間の存在否定」に直結してしまうことにあります。
 
つまり、一瞬で人間の試行錯誤を解決できてしまうようなPhotoMathや人工知能の発展によって「普通の人間なんてもう要らない」という時代が近くまで来てしまっている。優生学の極地です。
 
もちろん社会生活や処世術を学ぶうえで、学校は大事な場所だと思います。
山奥でオオカミに育てられていたら決して味わえなかった素敵な思い出だって沢山あります。
でも、味わえるのは楽しいことだけではなくて、学校に通っている人々はテストの点数や偏差値でわざわざ競わされたり、恋愛やクラス内カースト、果てはいじめやうつ病治療で苦しんだりします。また、LINEやスマホがそれらを後押ししてもいます。
 
おそらくそういう「“人間らしさから来る不完全さ”を排除したい・リセットしたい」「人間よりも高度な生命体を作りたい」と考えてる連中が、PhotoMathのようなアプリや人工知能を開発しているんだと思うと、世の中の急激な技術革新について一定の辻褄が合います。
 
これは余談ですが、中国の天津でクローン牛を作るための牧場建設が進んでいます。本当に「牛」なんでしょうか?
 
 
命の危険を感じるほどの真相にたどり着けていないので今は推測でしかないですが、思い当たるところは日常にフワフワ沢山浮かんでるよね、たとえ解明されていなくともねという話でした。

time.com

 
 
【アドバイス】
あなたの私生活で「ここは機械に頼らなくてもいいかもな」と思える部分は何だろう?