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三澤ブログ(アンリアル)

漫画・映画・ゲームにアニメ、都市伝説に陰謀論。現実世界で疎まれる「もうひとつの現実(=UNREAL)」から、世の中を見つめ直します。

甦るFF7

当方27歳。なぜこの歳になってまで「ゲーム」に注目するかというと、ゲームほど時代の流れを捉えていて、なおかつ堅苦しさを感じないマーケティングの教材はないからだ。

最新のゲーム機が発表されればそれはテクノロジーの進化だし、子供から大人までスマホの画面の派手なパズルや戦闘から目が離せなくなっている実態は「ゲームは子供のやるもの」という既成概念が木っ端みじんになっている何よりの証拠でもある。

「マンガ」に注目しているのも同様の理由である。コミックエッセイがウケているのは果たして何故だろうか。

 

FINAL FANTASYⅦのリメイクがようやく本格的に始まっているという。

 

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以前、業界関係者が「FF7がリメイクされた時が和製ゲームの終焉だ」と含みのある話をしていたが、もうじき会社の垣根を越えて任天堂大乱闘スマッシュブラザーズにもクラウドFF7の主人公)が参戦するあたり、「今は同業他社もお互い協力しないとやってけない」みたいな切羽詰まった事情も今のゲーム業界にはあるのだろう。

 

 マーケティングといえば、ゲーム業界がいまターゲッティングに全力を注いでいるのはどう考えても「かつて子供だった大人」で、現在新卒そこそこで懐もホクホクし始めた20代周辺が格好の獲物のようである(一方、ゲームにハマらないお客や世代はパチスロに流れていく)。

 

課金制、つまり「○○円のアイテムを買えば、何の苦労もせずきわめて短時間で強い武器やエロいキャラクターが手に入ります」という価値の提供でスマホ3DSのゲームはエグいビジネスを展開しているが、今回のFF7は「ディスクを何枚かにわけて数年ごとに販売する」という手法をとるらしい。

単に制作期間の都合もあるだろうが、「そういえばプレステ版の頃もディスク3枚組だったなぁ……」「続きが気になる絶妙のタイミングでプレステのフタ開けてたなぁ……」とユーザーに昔の記憶を思い出させる懐かしさの提供もあると見ている。

「ひたすら待たせて待たせて喜ばせる」手法がウケるというのは近年だとヱヴァンゲリヲン新劇場版で実証されているが、FF7リメイクではどう出るか。

 

 大人という生き物は、それぞれが思っているほど成熟していない。今は子供より老人の方が暴力的だという傾向もある。

現在は移動中に3DSで『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』をプレイしているが、ちょくちょく哲学的な言葉や渋い人情話が出てきてハッとさせられる。

子供じみたゲームさえも受け入れるのが大人の器のデカさだと思うが、どうだろう。